慢性炎症とcrpについての記事です。2017/5/10放送のNHKの健康情報番組「ガッテン!」(旧ためしてガッテン)のテーマは「めざせ健康長寿 大注目の検査はこれだ!」です。

5/10放送のガッテンの予告映像を見たところでは「慢性炎症」「CRP」というのが重要なキーワードのようなのですが、一体どういうことなんでしょうか?早速調べてみました。

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慢性炎症ってどんな症状?美容にも関係?


まずは炎症について話をしますと、怪我や病気の元となる病原体がやってくると体はそれに対抗するために「防衛機能」が働きます。これが炎症、さらに言えば「急性炎症」です。

基本的に「急性炎症」は数時間から長くかかっても4週間程度で治まります。しかし、中にはこの「急性炎症」の期間では症状が治まらない場合があります。

例えば「ぜんそく」や「アトピー性皮膚炎」、「関節リウマチ」などは生まれつきのものだったり、そうでなくとも数年、数十年単位で症状が続きますよね。これが「慢性炎症」です。

これだけ聞けば「自分はぜんそくやアトピーにもかかっていないから関係ないや」と思う人もいるかもしれません。しかし、実はこの慢性炎症って身近なところでも影響しているんですよね。

ちょっとこちらのツイートをご覧ください。

内容としては、ニキビとか毛穴とか普通に「美容」に関する話ですよね。実はこれらの症状の原因も慢性炎症から来ているものなんです。ですので、慢性炎症は決して他人事ではない、というわけなんですよね。

crpって何?慢性炎症との関係は?


ところで5/10放送のガッテン!の放送にも登場する「CRP」。何のことか気になりますよね。調べてみたところ、CRPは正式にはC-リアクティブタンパク質のことでもともと体内の中に僅かながら存在しています。

ちなみにタンパク質はわかるとしてなぜ「C-リアクティブ」なのかというと、C-多糖体(血清の型としてCグループの菌の表面の抗原)に反応するタンパク質だからです。

このCRPは体内で炎症が発生したり、細胞の組織が壊れたりすると肝臓で新たに作られてそれが血液中に流れ出します。つまり体内でCRPが増えるというわけです。

通常の基準値は0.3mg/dlくらいなのですが、当然CRPの量がこれより高い状態だと「炎症」というわけですね。ちなみに10mg/dl以上になると入院が必要となる場合もあるので、CRPは言ってみれば「炎症のマーカー」の一つとなっているといえるでしょう。

とはいえ、炎症発生時に即CRPの量が増えるわけではなく、実際には炎症発生から6時間から12時間のタイムラグがあります。

そのため「急性炎症」を検知する、というよりはCRPの高い状態が続いている「慢性炎症」を見つける方法としてCRPの量を測る、と考えた方がよいでしょうかね。

ちなみにCRPでわかるのは「炎症」があるかどうかだけであり、具体的な炎症の原因を調べるには他の指標も必要になります。例えば、血液中の白血球の数や赤血球が沈み込むスピードなどですね。

一点だけ注意して欲しいのが「CRPが高い=慢性炎症」というわけではないということです。CRPはあくまで指標の一つであり「可能性がある」ということしか言えません。

CRPの最初の紹介でも触れたとおり、CRPは「体内の細胞組織が壊れた」ときに増えます。ですので、ちょっとした風邪とか軽いキズ、さらにはちょっとしたストレスでもCRPが増えることがあるんです。

もし、自覚症状があるならCRPが増える原因は明らかですので、その自覚症状の対処を普通にしていれば問題はありません。問題なのは特に自覚症状がないのに、CRPの値が異常に高い場合です。

特に心当たりがないなら、見えないところで何か深刻な事態が発生している可能性もあるので、検査を受けたほうがよいというわけです。

実は5/10放送のNHK「ガッテン!」でも「健康長寿」とか「検査」とかいうキーワードがテーマに含まれていますので、このあたりを触れてくることになるでしょう。

放送を見て、「ちょっと話についていけなかったな・・・」というあなたはこちらをもう一度見て復習してみてはいかがでしょうか?

以上、「慢性炎症」と「CRP」についてでした。最後までご覧いただきありがとうございます!