9/1は防災の日です。
この時期になると、防災訓練のニュースをテレビやラジオ、そしてインターネットでも度々見かけますよね。
9/1が防災の日となったきっかけは1923年(大正12年)に発生した関東大震災です。
そして、9月といえば台風の季節です。
このことから
災害への備えを怠らないように
との戒めから9/1が防災の日となったわけです。
1923年といえば、100年近く前のことではありますが、
これまでも1995年の1/17に阪神淡路大震災、
そして2011年の3/11には東日本大震災が発生しました。
改めて災害は身近に存在する、ということを再認識しましたよね。
安全に避難所まで移動する、ということはもちろん、
防災グッズについても十分備えが必要であることは言うまでもありません。
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防災グッズリスト 3種類に分類するのがベスト!?
いざ被災したときに
アレがない、コレがない
となるのは避けたいところです。
しかし、かと言ってアレも、コレもと手当たり次第用意するのも考えものです。
持ち運びできる量には限りがありますから、
いざというときに使えなかった
ということにはならないようにしたいですよね。
そこで心がけたいのが、
非常時に備える3ステップ
です。
具体的には
- 0次の備え いつもケータイするもの
- 1次の備え 非常時に持ち出すもの
- 2次の備え 自宅にストックしておくもの
の3種類に分けるのです。
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0次の備え いつもケータイするものとは!?
考えてみれば仕事や学校等で家にいないこともありますよね。
そんなときに出先で被災したので何もありません
というわけにもいかないですよね。
例えば、水と食料。
避難所まで行けばある程度確保はされているとしても、
そこに辿り着くまでに飲まず、食わずというのはかなり厳しいですよね。
やはり人間ですから、
水と食料がなければ生きていくことができないわけです。
そんなときに手元に500mlでも水のペットボトルがある、
さらにはチョコレートなどのお菓子がある、
ということであればかなり違いますよね?
こうして最低限必要なものをケータイするだけでもかなり変わってくるわけです。
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1次の備えと2次の備えの使い分けは!?
ケータイできるものだけではしのげるのはごくわずかな時間だけです。
数時間過ごせれば十分でしょう。
そこで次に考えるのが非常時に持ち出すものです。
具体的には防災リュックに入れるものが該当します。
とはいえ、それでも持ち出し可能なものだけで過ごせるのはせいぜい一日くらいです。
例えば水ですが、1日に必要な量の目安は1人あたり3lです。
特に大災害に被災した場合は救援が来るまでに3日はかかるとされています。
つまり、3日間は自力で何とかするしかないわけです。
とすると、1人あたり
3×3=9
で9lの水が必要ということになります。
これが例えば4人家族の場合であれば、単純に4倍で36l必要です。
・・・まあ、他の荷物もありますし、
36リットルの水を持ち運ぶというのは現実的ではないですよね。
かと言ってなければ困る、というのも事実です。
ではどうすればよいかというと
自宅にストックしておく
というわけです。
使わないに越したことはないのですが、
長期の避難生活を過ごす場合に効果を発揮する、というわけです。
一日程度の短期の避難生活であれば、1次の備えで十分ですし
それ以上かかる場合の対策として2次の備えを準備しておく、ということになります。
防災グッズリストでおすすめなのは?
防災時に必要なものは何ですか?
と聞かれて答えられる人は少ないのではないでしょうか?
やはり、いざ被災してみないと本当に必要なものは何だったのかということはイメージしずらいですし、
逆に被災してからでは手遅れですよね。
そこで参考にしたいのが、人と防災未来センターHPの減災グッズチェックリストです。
減災グッズチェックリストは過去の被災経験者の意見を元に作成されています。
ですので、
被災時にこれがあればよかったのに
という内容がしっかりと盛り込まれているわけです。
実は「非常時に備える3ステップ」はこの減災グッズチェックリストでも触れられています。
このリストを参考に
何を用意すればよいのか?
をしっかりと抑えておけば
防災グッズの準備は万全と言えるのはではないでしょうか?
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