女子テニスのマリア・シャラポワ選手のドーピング陽性反応の件が話題になっていますね。

具体的には2016年の全豪オープンテニスにて
禁止薬物として指定されているMeldonium(メルドニウム)の陽性反応が出た
とのことでした。

とはいってもメルドニウムってあまり馴染みがないですよね。
そこでせっかくなのでMeldoniumについて調べて見ました。

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Meldonium(メルドニウム)とは?シャラポワは心臓病!?

Meldoniumの内容についてはこちらのWikipediaに詳しく書かれていました。
・・・とはいっても全部英語なので、簡単に要点だけ紹介しますね。

メルドニウムはラトビアで製造された薬です。

種類としてはホルモンや代謝を調整する薬です。
主に狭心症や心筋梗塞の治療などに使われています。

と、ここまで聞くと
え?シャラポワって心臓病なの!?
と思いますよね。

実は、最近の研究でMeldoniumに
持続力向上、回復力向上、中枢神経機能の活性化による耐ストレス性の向上
という効果があることが発見されました。

このことを知ってか知らずか
「過去に」心を落ち着かせるために
メルドニウムを使っていた選手が確かにいました。

Meldonium(メルドニウム)が禁止されたのは最近?

ここで「過去に」と強調したのにはちゃんとした理由があります。

実はMeldoniumは2016年1月1日にWADAが禁止薬物リストに追加しました。
つまり、メルドニウムの禁止薬物指定はかなり最近の話なんですよね。

※WADA:世界アンチドーピング機構

心臓病治療という目的から副作用はかなり強いものが予想されますよね。

とはいえ、実際のメルドニウムの主な副作用がこちらです。

心臓血管系: まれに頻脈、血圧の変化

中枢神経系: まれに精神運動性激越

消化器系の一部: まれに消化不良症状

アレルギー反応: まれに皮膚のかゆみ, 赤み, 発疹, 浮腫

意外と強い副作用ではないんですよね。

※メルドニウムの服用を勧めるわけではありませんので念のため。

しかし、メルドニウムが心臓に作用することは確かです。
それに
持続力向上、回復力向上、中枢神経機能の活性化
という効果があるなら「ドーピング」指定されてもいたし方ないですよね。

Meldonium(メルドニウム)の服用が問題になった選手は他にもいる?

Meldoniumが禁止薬物指定されたのが1/1です。
そしてシャラポワ選手がドーピングが発覚した全豪オープン大会の開始が1/18でした。

まさにメルドニウムが禁止薬物に指定された矢先での話だった
というわけです。

とはいえ、シャラポワ選手の話ですと
メルドニウムの服用は10年前から
とのことでした。

この間はまだ「禁止薬物」ではないので、
全く問題はないですよね。

しかし、1月にMeldoniumが禁止薬物リストに追加されたことを知らなかったことから
今回の問題が発生したわけです。

ということは他にも同様に
メルドニウムでドーピング検査に引っかかった
選手がいる可能性はありますよね。

そこで調べたところ、エドゥアルド・ヴォルガノフ選手も
実は2016年の1/16にメルドニウムで問題になりました。

ちなみにヴォルガノフ選手はテニス選手ではなく、自転車レースの選手です。
ツール・ド・フランスでも活躍するほどの選手です。

まあ、今まで服用していた薬でシロだったものが
突然クロになったともなればこういった「うっかりミス」はない話ではありません。

とはいえ、シャラポワ選手ほどの著名な選手のドーピング違反ともなれば、今後は
メルドニウムが禁止薬物とは知らなかった
という言い訳は通用しないでしょう。

それにちょっと別件になりますが風邪薬でもドーピング検査に引っかかる可能性がある
という話を以前どこかで聞いたことがあります。

やはりスポーツ選手は競技だけでなく、
なるべく薬を使わないように健康管理にも日々人一倍気を遣う必要がある
ということなんでしょうかね。

追加情報(2016/3/9)

シャラポワ選手とヴォルガノフ選手だけかと思いきや、
以下の選手も同じくメルドニウムを服用していることが発覚しました。

  • エカテリーナ・ボブロワ(フィギュアスケート・アイスダンス)
  • パベル・クリズニコフ(スピードスケート)
  • セミョン・エリストラトフ(スピードスケート)
  • アレクサンドル・マルキン(バレーボール)

(敬称略)

どうやら今後もメルドニウム関連のニュースが報道される可能性があるようですね。