年末になると「年の瀬」という言葉をよく聞くようになります。

ではここでお聞きします。
年の瀬って何のことでしょうか?
はい、「年末のこと」と大半の人は答えるかと思います。
もちろんそれで間違いではありません。

年の瀬の本当の意味をご存知ですか?

年の瀬はなぜ年末のことなのでしょうか?
これに答えられる人はあまりいないのではないでしょうか?

「年の瀬の意味は年末」と何となく覚えてはいるんですよね。

年の瀬の「年」はまだよいにせよ「瀬」って何でしょうか?
色々と調べてみると「年の瀬」に深い意味があることが分かりました。

年の瀬の「瀬」の意味

まずは国語辞典に記述されている「瀬」の意味から。

1 川などの流れが浅く歩いて渡れる所。浅瀬。「―を渡る」⇔淵(ふち)。
2 川の流れの急な所。また、海水の流れ。潮流。「―を下る」「潮―」
3 物事に出あうとき。機会。「身をすててこそ浮かぶ―もあれ」「逢(お)う―」
4 置かれている立場。「立つ―がない」
5 そのような点。ふし。
「かへりて面だたしげなるを、うれしき―もまじりて、大臣(おとど)は御涙のいとまなし」〈源・葵〉
6 場所。ところ。
「聞かずともここを―にせむ時鳥(ほととぎす)山田の原の杉の群立ち」〈新古今・夏〉

※出展: goo辞書(小学館『デジタル大辞泉』)

ここでは5番目の「そのような点。ふし」という意味が一番合いそうですね。
なるほど年と年の節目なので年末という意味は納得がいきます。

また、こんな意味もあります。
12月は師走とも言います。
年末は大掃除とかいろいろと大忙しです。

特に寒いこの季節の窓ふきはちょっと大変ですよね。なるべく短期間でパパッと済ませたいところです。

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さて師走というのはそういった忙しいということを表現したものなのでが、これに「瀬」の2番目の意味「川の流れの急な所」をなぞらえています。
つまり、年末は「一年の流れの急なとき(忙しいとき)」なので「年」の「瀬」というわけです。

実は他にも諸説はいろいろとあるわけなのですが、まずは「年の瀬」が「年末」であることを説明するのであれば、上のどちらかの覚えやすいほうを覚えるのがよいですね。

[おまけ]年の瀬に聞く「よいおとしを」のもう一つの意味

年の瀬にお馴染みなのが「よいおとしを」という言葉。

新しい良いお年をお迎えください」という意味で「良いお年を」と使っている人は非常に多いと思います。
もちろんこれ間違いではありません。

ただし「よいおとしを」には「善いお歳を」という意味があることもご存知でしたか?

これは新年を迎える毎に歳を重ねるという数え年の習慣から来ています。
つまり「善い歳を重ねるようにお祈りします」という意味で「善いお歳を」と使うわけですね。

ちなみに年末を表す表現として使われる「歳末」はこちらの歳(数え年)の終わりという意味になりますね。

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辞書で調べてみると本当に新しい発見があります。

では最後に年の瀬に関する謎掛けを。

では「よいおとしを」。